子育てにおいて「何が一番大切なのか?」と悩むお母さんも多いのではないでしょうか。
子どもには 「自分で人生を切り開く力をつけてほしい」 そして 「幸せな人生を歩んでほしい」 と願うのが親心ですよね。
では、そのために 本当に大切なこと は何なのでしょうか?
実は 「自己肯定感」 と 「自立心」 の2つが、子どもが幸せに生きるための重要な鍵になります。
この記事では、 自己肯定感と自立心を育てるための4つのポイント を紹介します。
これを実践することで、子育てがグッと楽になり、お母さん自身も安心できるようになりますよ!
もくじ
子どもの自己肯定感と自立心を育てる4つのポイント
1. 「大人になったら自分の力で生きるんだよ」と伝える
子どもに 「将来は自分で生活するんだよ」 という意識を持たせることが大切です。
例えば、小学生のうちなら 「宿題くらいは自分でやらないとね」
中学生なら 「そろそろ勉強も頑張らないとね」
高校生なら 「将来のことを考えないとね」 という風に、年齢に応じた伝え方をしましょう。
これを伝えることで、子どもは自然と 「自分で考えて行動しよう」 という意識を持つようになります。
逆に、自立の意識がないと 「親がなんとかしてくれるから大丈夫」 と思ってしまい、主体的に行動する力が育ちません。
時々でいいので、 「将来は自分の力で生活するんだよ」 と伝えてあげましょう。
2. まずは共感する
子どもの 「感情」 をしっかり受け止めてあげることが、自己肯定感を育てる第一歩です。
例えば、
✅ 「宿題めんどくさい!」 → 「宿題、めんどくさいよね!」
✅ 「もっと遊びたい!」 → 「もっと遊びたいよね!」
✅ 「山田先生が嫌い!」 → 「山田先生が嫌いなんだね。何かあったの?」
このように 「共感する」 ことで、子どもは 「自分の気持ちを表現していいんだ」 と思えるようになります。
反対に、
❌ 「なんでそんなことで泣いてるの?」
❌ 「宿題が嫌なんてバカなこと言わないの!」
と否定されてしまうと、子どもは 「自分の感情は間違っているんだ」 と思い込んでしまい、自己肯定感が下がってしまいます。
子どもが何かを言ったときには、まず 「共感する」 ことを意識してみてください。
3. 「アイメッセージ」を使う
子どもを叱るとき・ほめるときの伝え方 を少し工夫するだけで、子どもの自己肯定感を高めることができます。
例えば、叱るとき
❌ 「なんでこんなに帰りが遅いの?何考えてるの?」
✅ 「お母さん、心配したんだからね」
→ 「あなたが悪い!」 ではなく、 「私はこう感じたよ」 という伝え方にすると、子どもは反発しにくくなります。
ほめるときも
❌ 「すごいね!えらいね!」
✅ 「お母さん、すごく助かったよ!」
→ 「あなたはすごい!」 よりも 「私はこう感じたよ」 と伝えると、子どもはより 「自分は役に立っている」 と実感しやすくなります。
4. 失敗する権利を奪わない
子どもは 「失敗しながら成長する」 ものです。
✅ 転びながら歩くことを覚える
✅ 失敗しながら友達との関わり方を学ぶ
だからこそ、親が 「先回りしすぎない」 ことが大切です。
例えば、
❌ 「そんな持ち方じゃ牛乳こぼれるよ!」
✅ (黙って見守る) → こぼした後に 「どうしたらこぼさずに運べるかな?」
❌ 「そんなにお金を使ったら、あとで困るよ!」
✅ (黙って見守る) → お金が足りなくなったら 「どうすれば毎週お小遣いを管理できるかな?」
→ 「親が教える」のではなく、「子ども自身に考えさせる」 ことがポイントです!
また、失敗したときは 「大丈夫だよ!」 と言ってあげましょう。
親自身も 「失敗する姿」 を見せることで、子どもは 「失敗してもいいんだ」 と思えるようになります。
まとめ
子どもが 「幸せに生きる力」 をつけるために、本当に大切なのは 「自己肯定感」 と 「自立心」 を育てることです。
そのために、お母さんができることは次の4つです。
- 「将来は自分の力で生きるんだよ」と伝える
- 子どもの感情にまず共感する
- アイメッセージを使って伝える
- 失敗する権利を奪わず、考えさせる
これらを意識するだけで、子どもはグングンとたくましく育ちます。
そして、お母さん自身の 子育ての不安やストレス も減っていきますよ!
最後に1つ、ぜひ実践してほしいことがあります。
それは、「お母さんがいつも笑顔でいること」。
子どもは 「お母さんの笑顔が大好き」 です。
お母さんが笑顔でいるだけで、子どもは安心してのびのび育っていきますよ!
子育てを 「楽しむ気持ち」 を大切に、今日からできることを少しずつ始めてみてくださいね。