2024年のミドルサイズミニバン市場で圧倒的な人気を誇る日産「新型セレナ e-POWER LUXION」。この記事では、1年半にわたって実際に乗ったオーナーが、新型セレナの魅力を7つのポイントで詳しく解説します。さらに、残念なポイントも正直にレビューするので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
もくじ
1. ミドルサイズミニバンの中で絶妙なサイズ感
新型セレナは、ミドルサイズミニバンの中で「ちょうどいいサイズ」として支持されています。
- 3列シートを備えたミニバンの中では、ボクシーより大きく、ステップワゴンより小さい絶妙なサイズ感
- 広々とした室内空間がありながら、大きすぎず取り回しがしやすい
- 子育て世代やファミリー層にぴったり
これにより、ミニバンを探している多くのユーザーから高評価を受けています。
2. 先進的なインフォテインメントシステム
新型セレナのインフォテインメントは、他のライバル車と比較してもトップクラスの使いやすさと先進性を誇ります。
- メーターパネルに地図表示ができるので、ナビ画面を見なくてもルートが確認可能
- ナビ画面のカスタマイズが自由自在(音楽・天気・地図を同時表示など)
- 表示アルゴリズムが優秀で、目的地到着時間や音楽情報を見やすく表示
使い勝手が良く、運転中の視認性も向上するため、多くのオーナーから好評です。
3. 乗り心地と静粛性の高さ
新型セレナは、乗り心地の良さや静粛性にも優れています。
- e-POWERモデルはエンジン音がほとんどなく、静粛性が高い
- ルクシオンはさらに遮音性が向上(シャオンガラス採用)
- モーター駆動によるスムーズな加速で、EVのような乗り味
ガソリンモデルと比較しても、e-POWERの方が圧倒的に快適で、ファミリー向けとしても理想的な車です。
4. 高度な運転支援システム「プロパイロット2.0」搭載
最上級グレード「ルクシオン」には、日産の最先端運転支援システム「プロパイロット2.0」が搭載されています。
- 高速道路でのハンズオフ運転が可能
- 車線変更のアシスト機能も搭載し、ボタン一つで自動車線変更が可能
- 長距離運転が格段に楽になる
唯一のデメリットは、月額2,000円以上の地図データ利用料がかかる点ですが、運転の負担軽減を考えれば、それでも魅力的な機能です。
5. スマートマルチセンターシートの使い勝手
ガソリンモデルやe-POWERの通常グレードには、スマートマルチセンターシートが搭載されています。
- 2列目中央のシートが前後にロングスライド可能
- 運転席と助手席の間にスライドして大型アームレストにもなる
- ウォークスルー機能としても利用でき、車内移動がスムーズ
このフレキシブルなシートアレンジが、ファミリー層にとって非常に魅力的です。
6. e-POWERの圧倒的な燃費性能
新型セレナのe-POWERモデルは、燃費性能が非常に優れています。
- 総合燃費でリッター18.6km(オーナー実測値)
- 高速道路ではリッター24.6kmという驚異的な燃費性能を記録
- ミニバンでこの燃費はライバル車と比較してもトップクラス
燃費の良さは、ランニングコストを抑えたいユーザーにとって大きなメリットです。
7. 3列目シートの快適性が高い
新型セレナは、3列目シートの座り心地が他のミニバンより優れています。
- クッションの厚みがしっかり確保されているため、長時間座っても疲れにくい
- 跳ね上げ式の収納方式を採用しているため、座面の形状がしっかりしている
- 他のライバル車(ステップワゴン・ボクシー)よりも3列目の快適性が高い
3列目を頻繁に使うファミリーにとって、セレナは非常に魅力的な選択肢です。
残念なポイントも正直レビュー
新型セレナには素晴らしい点が多いですが、いくつか気になる点もあります。
- フロアが高め(先代プラットフォームの流用による影響)
- 運転席の左足の置き場がやや狭い(ドライビングポジションがやや窮屈)
- オットマンがない(ライバル車には搭載されている)
- ウインカーのインジケーターが見づらい(ステアリングと干渉)
- パワーテールゲートがない(代わりに「デュアルバックドア」を採用)
これらの点が気になる方は、試乗して確認することをおすすめします。
まとめ
新型セレナ e-POWER LUXIONは、ミドルサイズミニバンの中で「ちょうどいいサイズ」「快適な乗り心地」「先進技術」が魅力の1台です。
✅ 売れている7つの理由
- 扱いやすいミドルサイズ
- 先進的なインフォテインメント
- 高い静粛性と快適な乗り心地
- プロパイロット2.0による高度な運転支援
- スマートマルチセンターシートの利便性
- e-POWERの圧倒的な燃費性能
- 3列目シートの快適性
一方で、フロアの高さや運転席の足元スペースの狭さなど、細かいデメリットもあるので、試乗して自分に合うか確認するのがベストです。
新型セレナの購入を検討している方は、ぜひこれらのポイントをチェックしてみてください!