近年、SUVが人気を集めていますが、「本当にアウトドアに最適な車はSUVなのか?」という疑問を持つ人も増えています。実は、アウトドア好きの間で密かに注目されているのが「トヨタ プロボックス」です。
プロボックスといえば商用車のイメージが強いですが、カスタム次第でアウトドアにも最適な1台に変身します。本記事では、プロボックスの魅力や、アウトドア用途での使い勝手を詳しく解説していきます。
もくじ
トヨタ プロボックスの基本スペックと価格
プロボックスにはハイブリッドモデルとガソリンモデルがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。
グレード | 駆動方式 | 価格(税込) | 燃費(WLTCモード) |
---|---|---|---|
ハイブリッド GX | 2WD | 1,828,000円 | 22.6km/L |
ガソリン G | 2WD | 1,529,000円 | 16.8km/L |
ガソリン 4WD | 4WD | 1,733,500円 | 15.8km/L |
特に注目なのが、最安の「G(ガソリンモデル)」は152.9万円から購入可能というコスパの良さ。さらに、4WDモデルも用意されており、雪道やオフロードにも対応できます。
プロボックスがアウトドアに向いている理由
一般的にアウトドア向けの車といえばSUVが思い浮かびますが、プロボックスも十分にアウトドアに適した車です。その理由を詳しく見ていきましょう。
1. 圧倒的な積載能力
プロボックスはもともと商用車として設計されているため、荷室がとても広く、荷物をたくさん積めるのが大きなメリットです。
- 荷室容量:リアシートを倒せばほぼフルフラットになり、キャンプ道具やサーフボードなども楽々積載可能
- 耐久性の高いフロア:床面はビニール素材になっており、汚れを気にせず荷物を積める
SUVだとフロアがモケット素材で、汚れが気になることもありますが、プロボックスなら気にせず使えます。
2. コストパフォーマンスが高い
SUVと比べて価格が安く、維持費も安いのがプロボックスの大きな魅力です。
- 燃費が良く、特にハイブリッドモデルは22.6km/Lと高燃費
- 自動車税や車検費用も比較的安め
- バンパーやドアミラーが樹脂製で修理費用が安い
商用車としての実用性を活かし、メンテナンス費用を抑えられるのも大きなポイントです。
3. シンプルなデザインでカスタムしやすい
最近では、プロボックスをアウトドア風にカスタムする人が増えています。
- リフトアップ(車高上げ)カスタムでオフロード仕様に
- ホイールをアルミに変更して見た目をスタイリッシュに
- アウトドア向けのアースカラー塗装でワイルドな雰囲気に
シンプルなデザインだからこそ、自分好みにカスタムしやすいのも魅力の一つです。
プロボックスの気になるポイント
1. 後部座席が狭め
プロボックスの後部座席は、基本的に荷物を積むことを前提に設計されているため、長距離移動には向かないかもしれません。
- 足元のスペースは少し狭め
- シートのクッション性が低いため、長時間の乗車は少し疲れやすい
しかし、アウトドア用途では基本的に運転席と助手席がメインなので、そこまで大きなデメリットにはなりません。
2. パワーウィンドウなし(手動)
後部座席の窓は手動のハンドル式になっています。
- 電動ウィンドウより故障リスクが低い
- シンプルな設計なのでメンテナンスが楽
とはいえ、最近の車では珍しい仕様なので、最初は違和感があるかもしれません。
3. 内装はシンプルだが実用性は高い
プロボックスの内装は商用車らしく、シンプルで無駄がないデザインです。
- 収納スペースが豊富(グローブボックス、センターテーブル、ドリンクホルダーなど多数)
- スマホホルダーが隠し収納に変形するなど、意外と考えられた設計
- センターテーブルは10kgまで耐えられるので、食事や作業にも便利
実際に使ってみると、「思ったよりも使いやすい」と感じる人が多いようです。
FAQ(よくある質問)
Q1: プロボックスは4WDモデルもある?
A: はい、4WDモデルもあります。雪道や悪路を走る場合は、ガソリン4WDモデル(15.8km/L)が適しています。
Q2: プロボックスの車中泊は可能?
A: 可能です!
リアシートを倒せば、ほぼフルフラットになるため、マットを敷けば快適に寝ることができます。
Q3: プロボックスのカスタムでおすすめは?
A:
- リフトアップ(車高上げ)でアウトドア仕様に
- ホワイトレタータイヤやアルミホイールで見た目をアップグレード
- ルーフキャリア装着でキャンプ道具を積載
アウトドア仕様にカスタムすると、一気に雰囲気が変わります。
まとめ
プロボックスは、商用車としてだけでなく、アウトドア用途にも最適な1台です。
✅ プロボックスがアウトドア向きな理由
✔ 圧倒的な積載能力でキャンプ道具も余裕で収納
✔ 商用車ベースなのでコスパが良く、維持費も安い
✔ カスタム次第でおしゃれなアウトドア仕様に変身可能
SUVもいいですが、実用性重視ならプロボックスも選択肢の一つとして検討する価値アリ!
「アウトドア用の車が欲しいけど、SUVは高い…」と悩んでいる人は、プロボックスのカスタムを検討してみてはいかがでしょうか?