近年、SUVの人気が高まる一方で、ステーションワゴンの需要もじわじわと復活しています。その中でも、トヨタ カローラツーリングは、スタイリッシュなデザインと実用性を兼ね備えた1台として注目されています。
この記事では、カローラツーリングの魅力や気になるポイントについて詳しく解説していきます。
もくじ
カローラツーリングの特徴とは?カローラフィールダーとの違い
カローラツーリングは、トヨタが販売するステーションワゴンのモデルです。同じくワゴンタイプの「カローラフィールダー」との違いを気にする人も多いでしょう。
カローラツーリングとカローラフィールダーの違い
車種 | 特徴 |
---|---|
カローラツーリング | デザイン性が高く、個人向けの使用を意識したモデル |
カローラフィールダー | 積載性・使い勝手を重視したビジネス向けのモデル |
カローラツーリングは、スタイリッシュなデザインと最新の装備を備えた個人向けのモデルです。一方、カローラフィールダーは積載量や耐久性を重視し、法人向けに人気のある車種となっています。
カローラツーリングの人気グレードと燃費性能
カローラツーリングには複数のグレードがありますが、一番売れているのは最上級グレード「W×B(ダブルバイビー)」です。このグレードは約60%のユーザーが選択しており、デザイン性や装備の充実度が人気の理由です。
燃費性能
カローラツーリングの燃費性能は、以下の通りです。
- ハイブリッドモデル:27.3km/L(WLTCモード)
- ガソリンモデル:17.8km/L(WLTCモード)
特にハイブリッドモデルは9割のユーザーが選択しており、燃費の良さが魅力となっています。
カローラツーリングの外装デザインのポイント
フロントデザイン
カローラツーリングのフロントマスクは、カローラセダンと共通のデザインを採用しています。シャープなLEDヘッドライトとダイナミックなフロントグリルが特徴的です。
また、エンブレムには「トヨタマーク」ではなく、「カローラシリーズ専用のCマーク」が採用されており、特別感があります。
ボディカラー
カローラツーリングは全10色のカラーバリエーションを用意しており、特に人気のカラーは以下の通りです。
- ホワイト(1位)
- ブラック(2位)
- シルバー(3位)
2トーンカラーも選択可能ですが、追加費用が発生するため、標準カラーに比べると選択率は低めです。
室内の快適性と使い勝手
カローラツーリングの内装は、高級感のあるデザインが特徴です。
フロントシート
- 1100円で選べる特別なシートデザイン
- 合皮とファブリックを融合させた「レザテック素材」を採用
- ステアリングヒーターやシートヒーターが標準装備
特に、ステアリングヒーターやETCが標準装備されている点は、ユーザーにとって大きなメリットです。
後部座席の広さ
後部座席に関しては、意外にも「少し狭い」という意見がありました。
- 足元のスペースは手のひら1枚分程度とやや窮屈
- 背もたれのリクライニング機能はなし
プリウスアルファのような広さを期待している人にとっては、やや窮屈に感じるかもしれません。
ラゲッジスペース(荷室)の広さ
カローラツーリングの荷室は、ステーションワゴンらしく広々としたスペースが確保されています。
- リバーシブルフロアボードを採用し、プラスチック面を上にすることで汚れた荷物も気軽に積載可能
- 後部座席を倒せば大容量スペースを確保でき、ゴルフバッグやサーフボードも収納可能
また、荷物の固定用フックが装備されており、ロープやネットを活用することで荷物の転倒を防ぐことも可能です。
FAQ(よくある質問)
Q1: カローラツーリングとカローラクロス、どっちがいい?
A: カローラツーリングは低重心で走行安定性が高く、燃費が良いのが特徴です。一方、カローラクロスはSUVとしての悪路走破性や車高の高さが魅力なので、用途に応じて選ぶと良いでしょう。
Q2: カローラツーリングの後部座席は狭い?
A: やや狭めですが、一般的な移動であれば問題なく使用できます。ただし、長距離移動を頻繁に行う場合は注意が必要です。
Q3: 燃費がいいのはどのグレード?
A: 燃費が最も良いのは**ハイブリッドモデル(27.3km/L)**です。ガソリンモデル(17.8km/L)と比べても、圧倒的に燃費が優れています。
まとめ
カローラツーリングは、デザイン性と実用性を兼ね備えたステーションワゴンとして、高い人気を誇る1台です。
✅ カローラツーリングの魅力まとめ
✔ スタイリッシュなデザインとカローラシリーズ専用エンブレム
✔ 9割のユーザーが選ぶハイブリッドモデルは27.3km/Lの低燃費
✔ シートヒーターやETCが標準装備
✔ ラゲッジスペースは広く、実用性抜群
一方で、後部座席の広さがやや狭いというデメリットもあるため、使用目的に合わせて検討するのがおすすめです。
ステーションワゴンの復権が期待される今、カローラツーリングは選択肢のひとつとして非常に魅力的な1台と言えるでしょう。