トヨタの人気ミニバン「ノア」と「ヴォクシー」が2025年9月に一部改良される予定です。今回の改良では、グレードの整理や標準装備化が進み、価格が上昇する見込みです。さらに、従来の特別仕様車である「W×B」や「煌(きらめき)」は設定されない可能性が高いとのこと。
この記事では、2025年モデルのノア・ヴォクシーの改良内容や価格予想、注意点について詳しく解説します。
※内容は変更になる場合があります。
もくじ
2025年モデルのノア・ヴォクシーの改良ポイント
1. 発売スケジュール
- 価格判明&商談開始:2025年7月以降
- 発売予定日:2025年9月頃
- 生産開始日:2025年9月頃
トヨタの認証不正問題の影響で、一部車種の発売が遅れているため、スケジュールがずれ込む可能性もあります。
2. グレード整理(特にノア)
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ノアの「Z」「G」グレードが廃止予定
- エアロ仕様が苦手な人にとっては選択肢が減る
- Xグレードのみ選択可能になる見込み
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ヴォクシーは大きな変更なし(現時点の予想)
3. 車体カラーの変更
- 「ホワイトパールクリスタルシャイン」が「プラチナホワイトパールマイカ」に変更
- 「レッドマイカメタリック」など一部カラーが廃止(生産効率向上のため)
ノア・ヴォクシーの専用色がなくなる可能性があり、デザイン面での個性が減ることを残念に思うユーザーも多いかもしれません。
4. エクステリアの変更(間違い探しレベル)
- ハイブリッドモデルの「CNバッジ」の青色が黒に変更
- その他のデザイン変更は最小限の見込み
5. 内装の変更
- 「Z」「G」グレードが廃止されるため、選べる内装カラーが減少
- 「SGグレード」にダークブラウンやフロマージュの内装色が追加される可能性あり
6. 標準装備の充実
一部オプションが標準装備化されることで利便性は向上しますが、価格上昇の要因にもなります。
- 10.5インチ ディスプレイオーディオプラス(約19万円相当)
- ブラインドスポットモニター(約5万円相当)
- ETC2.0(約2.7万円相当)
メーターのフル液晶化は見送りとなる見込みです。
2025年モデルの価格予想
標準装備化による価格上昇が予想されます。
1. 2.0L ガソリン車の価格予想(ノア)
グレード | 価格予想 |
---|---|
Xグレード | 2,990,000円 |
SGグレード | 3,310,000円 |
SZグレード | 3,600,000円 |
2. 1.8L ハイブリッド車の価格予想(ノア)
グレード | 価格予想 |
---|---|
Xグレード | 3,380,000円 |
SGグレード | 3,660,000円 |
SZグレード | 3,940,000円 |
2025年モデルに「特別仕様車」の設定はなし
従来の特別仕様車が設定されない点は、残念なポイントです。
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ノアの「W×B」グレード
- ブラック加飾を施し、質感を向上させたモデル
-
ヴォクシーの「煌(きらめき)」グレード
- シルバー加飾を追加し、クールな印象を与えるモデル
これらの特別仕様車のファンも多かったため、今後の動向に期待したいところです。
変更なしのポイント
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パワートレイン(ハイブリッド・ガソリンともに変更なし)
- ハイブリッド:23km/L(WLTCモード)
- ガソリン車:15km/L(WLTCモード)
-
ホイールサイズ
- 205/55R17(SZグレード・2WDのみ)
- 205/60R16(Xグレード・SGグレード4WD)
-
車体サイズ
- 全長:4695mm
- 全幅:1730mm
- 全高:1895〜1950mm
- ホイールベース:2800mm
2025年モデルのノア・ヴォクシーは買いなのか?
✅ 購入をおすすめする人
- 最新の安全装備や快適機能が標準装備されたモデルが欲しい
- 価格上昇しても新型モデルの方がいい
- 中古ではなく新車での購入を考えている
❌ 購入を慎重に検討すべき人
- 価格上昇に納得できない
- 「W×B」や「煌」などの特別仕様車を狙っていた
- 現行型(2022年モデル)の値下げを狙いたい
まとめ
2025年9月発売予定の新型ノア・ヴォクシーの一部改良モデルは、グレード整理や標準装備化により、利便性が向上する一方で価格も上昇する見込みです。
今回の改良のポイント
✅ 「Z」「G」グレード廃止(特にノア)
✅ 特別仕様車の設定なし
✅ 一部オプションが標準装備化(10.5インチディスプレイなど)
✅ 価格は約27万円アップの予想
✅ パワートレイン・車体サイズの変更なし
今後、さらに詳細な情報が明らかになり次第、アップデートされる可能性もあります。新型ノア・ヴォクシーの購入を検討している方は、最新情報をチェックしながら慎重に選びましょう!