軽自動車といえば「燃費が良い」「維持費が安い」というイメージがありますが、中にはガソリンを多く消費する“金食い虫”な軽自動車も存在します。特にSUVタイプやスポーツモデル、商用バンなどは、車両の重量やエンジン性能の影響で燃費が悪くなりがちです。
今回は、燃費の悪い軽自動車ランキングTOP10を紹介します。
もくじ
燃費が悪い軽自動車ランキングTOP10(WLTCモード燃費)
第10位:スバル シフォン(燃費 20.2km/L)
スバル シフォンは、スライドドアを採用したスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車です。室内空間が広く快適な一方で、車高が高いため空気抵抗が大きく、高速道路での安定性が低いのがデメリットです。
- 特徴:広い室内、スライドドア
- デメリット:空気抵抗が大きく、燃費が悪化
第9位:三菱 eKクロス(燃費 20.0km/L)
SUVスタイルのデザインが特徴的なeKクロスですが、SUVらしい見た目を実現するために車両重量が増え、エンジンへの負担が大きくなっています。
- 特徴:SUV風デザイン、安全性能の充実
- デメリット:重いボディ、高速道路での空気抵抗増大
第8位:ダイハツ コペン(燃費 19.8km/L)
オープンカータイプのスポーツ軽自動車。スポーティな走行性能を追求するため、ターボエンジンを搭載し、燃費性能が犠牲になっています。
- 特徴:オープンカー、スポーティな走り
- デメリット:ターボエンジンの燃費の悪さ、車体剛性確保による重量増
第7位:スズキ アルトワークス(燃費 19.6km/L)
「庶民派スポーツカー」として人気のアルトワークス。軽自動車ながら高出力ターボエンジンを搭載し、スポーツ走行を楽しめますが、その分燃費が悪くなっています。
- 特徴:軽量ボディ+ターボで加速性能◎
- デメリット:エンジン回転数が高くなりやすく、燃費が悪化
第6位:ホンダ S660(燃費 19.0km/L)
本格的なスポーツカーとして設計されたS660は、ミッドシップレイアウトや専用チューニングが施されているため、燃費よりも走行性能を重視しています。
- 特徴:ミッドシップレイアウト、ターボエンジン搭載
- デメリット:スポーツカーならではの燃費の悪さ
第5位:日産 ルークス(燃費 18.4km/L)
スーパーハイトワゴンとして、室内空間の広さが魅力のルークス。エアコンのサーキュレーター機能を搭載し、後席でも快適に過ごせるのが特徴ですが、その分エンジンに負担がかかり、燃費が悪化しています。
- 特徴:広い室内、後席の快適装備
- デメリット:重量増による燃費の悪化、高速道路での安定性低下
第4位:ホンダ N-VAN(燃費 17.0km/L)
商用車として開発されたN-VANは、耐久性や積載量を重視した設計になっており、重量が増加。そのため、燃費性能が悪くなっています。
- 特徴:商用車仕様、荷室が広い
- デメリット:車重が大きく、エンジンへの負担が増加
第3位:ダイハツ アトレー(燃費 14.7km/L)
貨物車をベースとした設計で、積載量を重視した車両です。ボディ補強や高い車高の影響で、燃費が悪くなっています。
- 特徴:広い荷室、商用利用に最適
- デメリット:空気抵抗が大きく、高速道路で燃費が悪化
第2位:スズキ ジムニー(燃費 14.3km/L)
本格オフロードSUVとして人気のジムニー。ラダーフレーム構造やパートタイム4WDを採用しているため、軽自動車の中では特に燃費が悪い車種のひとつです。
- 特徴:優れたオフロード性能、耐久性◎
- デメリット:重量増による燃費悪化、空気抵抗が大きい
第1位:スズキ エブリイワゴン(燃費 14.3km/L)
ワースト1位は、商用車としても使われるスズキ エブリイワゴン。広い積載スペースや耐久性を確保するため、重量が増加し、軽自動車の中で最も燃費が悪い車種になっています。
- 特徴:広い荷室、商用利用に最適
- デメリット:空気抵抗が大きく、燃費が悪い
まとめ:燃費が悪い軽自動車の特徴とは?
今回紹介した車種は、以下の4つのポイントが共通しています。
- 車両重量が重い(SUV、商用車、補強構造)
- 空気抵抗が大きい(スーパーハイトワゴン、SUV)
- ターボエンジンを搭載(スポーツカー)
- 特定用途向けの設計(オフロード、商用、スポーツ)
燃費を重視する方は、新型N-BOXやスペーシアなどの燃費性能が向上したモデルを選ぶのがおすすめです。
また、車の維持費を抑えるためには、自動車保険の見直しや、ディーラーの下取り査定を見比べることも重要です。
あなたの愛車は燃費が良いですか?それとも金食い虫ですか? コメントで意見をお聞かせください!