中古車を購入するとき、カーセンサーやグーネットをどのように活用すればお得に買えるのか知っていますか?
この記事では、車屋社長の視点から、支払い総額の確認方法や検索のコツ、価格交渉のポイントなどを詳しく解説します。
中古車をできるだけ安く、かつ良質な車を選ぶための方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください!
もくじ
1. カーセンサー・グーネット、どっちを使うべき?
中古車検索サイトとして有名なカーセンサーとグーネットですが、どちらを使うのが良いのでしょうか?
◎ 地域による違い
- 西日本:カーセンサーの掲載台数が多い傾向
- 東日本:グーネットの方が強い傾向
ただし、多くの販売店は両方のサイトに同じ車を掲載しているため、どちらを使っても大きな違いはありません。
どちらのサイトも検索機能が優秀なので、両方を活用して比較するのがおすすめです。
2. お得に中古車を探す検索のコツ
① エリアを絞る
全国検索も可能ですが、遠方の車は輸送コストがかかるため、基本的に近場で探すのがおすすめです。
例えば、関西在住なら北海道や東北の車は除外し、近畿圏内を中心に探すと良いでしょう。
② 走行距離や年式の条件を少し広げる
例えば「5年落ち・5万km以下」を希望する場合、あえて7万km以下まで範囲を広げることで、よりお得な車が見つかることがあります。
ポイント
- 走行距離1万kmの差は、長期的に見れば大きな違いではない
- 5万km以下と7万km以下で価格差がどれくらいあるか比較する
- 乗りつぶす予定なら、走行距離の条件を緩めると安く買える
③ 支払い総額を安い順に並べる
現在、カーセンサーやグーネットでは支払い総額の表示が義務化されました。
そのため、検索結果を「支払い総額が安い順」に並べると、より実際のコストに近い形で比較できます。
⚠ 注意点
支払い総額が異常に安い車は、
- 修復歴がある
- 事故車である
- 何か特別な事情(法人リース落ちなど)がある
可能性があるため、必ず詳細をチェックしましょう。
3. 車屋社長が教える「安い中古車の見分け方」
支払い総額の安い車を見つけたら、「なぜ安いのか?」をチェックしましょう。
✅ 安い中古車の特徴
- 事故歴あり(修復歴あり)
- 外装に傷や凹みが多い(例:雹(ひょう)による凹みなど)
- 法人リースやレンタカー落ち(多走行車が多い)
- オークションの評価点が低い(内装・外装が汚れている)
安く買いたい場合は、雹害車などを狙うのもアリ!
外装の凹みを気にしない人なら、お得に買える可能性があります。
4. カーセンサー・グーネットでの問い合わせ方法
販売店に問い合わせるときのコツ
- 気になる車を複数選び、まとめて問い合わせる
- 5台程度に絞り、見積もりを依頼すると比較しやすい
- 修復歴やオプション装備について質問する
- 「この車は修復歴がありますか?」
- 「タイヤやバッテリーの状態はどうですか?」
- 金利や支払い方法も確認する
- 販売店によってローン金利が大きく異なる(3.9%~9.9%など)
- できるだけ低金利の販売店を選ぶ
5. 中古車を買う際のチェックポイント
最後に、中古車を購入する際の重要なチェックポイントをまとめました。
✅ 必ず確認すべきポイント
☑ 修復歴の有無(販売店に直接確認)
☑ 車検の残り期間(車検付きならお得)
☑ 走行距離と年式のバランス
☑ オプション装備(ナビ・ETC・ドラレコなど)
☑ タイヤやバッテリーの状態(交換費用がかかる場合も)
☑ ローン金利(3.9%~9.9%と幅がある)
FAQ
Q1: カーセンサーとグーネット、どちらで買うべき?
A: どちらを使っても大きな違いはありません。両方で検索し、最安値を比較するのがベストです。
Q2: 走行距離は何kmまでが理想?
A: 5万km以下が人気ですが、長く乗る予定なら7万kmや10万km超えでもOK。
価格とのバランスを考えて決めましょう。
Q3: 事故車・修復歴車は避けた方がいい?
A: 一般的には避けるのが無難。ただし、「軽い修復歴(バンパー交換など)」なら、お得に買える場合もあります。
まとめ
カーセンサーやグーネットを使って中古車を購入する際は、以下のポイントを意識しましょう。
✅ 検索時はエリアを絞る(輸送コストを抑える)
✅ 走行距離や年式の条件を少し広げると安い車が見つかる
✅ 支払い総額を安い順に並べて比較する
✅ 安すぎる車は、事故歴や外装のダメージをチェックする
✅ 販売店に問い合わせて、修復歴・オプション・金利を確認する
賢く検索し、お得に中古車を手に入れましょう!