「雹害車(ひょうがいしゃ)」という言葉を聞いたことがありますか?
雹(ひょう)によるダメージを受けた車のことで、中古車市場では通常よりも安く販売されています。
「雹害車って買っても大丈夫なの?」
「走行に問題はないの?」
「安いなら狙い目?それとも避けるべき?」
今回は、雹害車のメリット・デメリット、選び方のポイントを詳しく解説します!
もくじ
雹害車とは?普通の中古車と何が違う?
雹害車とは、雹(ひょう)が降った際に車体がダメージを受けた車のことです。
雹によって、ボンネットやルーフ(屋根)、ボディに無数の凹み(エクボ)ができることが特徴です。
雹害車の特徴
✅ 見た目に凹みがあるが、走行には問題なし
✅ 通常よりも 10~20%以上安く 購入できる
✅ 修理する場合は 高額になることも
見た目を気にしないなら、お得に購入できる可能性があります!
雹害車を買うメリット3つ
① 圧倒的に安い!
雹害車は、市場価格より10~20%以上安く購入できることが多いです。
通常の中古車の価格(例:スバル レヴォーグ 2016年式)
170万~180万円
雹害車の価格
140万円~150万円(約30万円安い!)
価格を抑えて乗りたい人には大きなメリット!
② 走行には全く問題なし!
雹害車は、外装の凹みがあるだけで、エンジンや走行性能には影響がない ため、
「見た目を気にしない」「とにかく安く車に乗りたい」という人には最適です!
✅ 走行性能に影響なし
✅ 通勤・仕事・足代わりとして使うなら全く問題なし
③ 乗りつぶすならコスパ最強!
「長く乗るつもりだから、売るときの価値は気にしない」
「とにかく安く買って乗り潰したい!」
そんな人には、雹害車は最適な選択肢!
修理をしなければ、お金がかからず、トータルで見ると大幅に節約できます。
雹害車を買うデメリット3つ
① 見た目のダメージが気になる
雹害車の最大の特徴は、ボンネットやルーフにできる無数の凹み(エクボ)。
気になるポイント
- 近くで見ると「ポコポコ」とした凹みが目立つ
- 凹みの数が多いと、修理費用が高額になる
遠目では気にならなくても、近くで見ると気になるかも…?
② 売却時の査定額が下がる
雹害車は、購入時に安いですが、売るときの査定額も低くなりがちです。
売却時の査定額の影響
- 例えば、170万円の中古車 → 5年後の査定額:80万円
- 雹害車(140万円で購入)→ 5年後の査定額:50万円
「乗り潰すつもりならOK!」ですが、売却時の価格を気にするなら要注意!
③ 修理代が高額になる可能性
「凹みが気になるから直したい!」と思った場合、修理費用が高額になることがあります。
修理方法と費用の目安
✅ デントリペア(へこみ修理) → 1か所 5,000円~1万円
✅ ルーフ交換(屋根の交換) → 30万~50万円
✅ ボンネット交換 → 5万~10万円
凹みが多いと、修理費用が100万円以上になることも…!
そのため、「修理前提」で買うのは注意が必要です。
雹害車を購入する際のポイント
✅ 「雹害車」と明記されている販売店で購入する!
- 中古車サイト(カーセンサー、グーネット)では「雹害車」と記載があるか要確認!
- 安すぎる車は、隠れ雹害車の可能性もあるため、必ず確認!
✅ 見た目をしっかりチェック!
- 現車確認 をして、どの部分に雹のダメージがあるのか確認する
- ルーフやボンネットの凹みが気になる場合は要注意
✅ 「乗り潰す」つもりで買う!
- 売却時の査定額は低くなるため、「長く乗る前提」で選ぶのがおすすめ!
✅ 修理しない前提で考える!
- 「修理費用が高額になるため、そのまま乗る」つもりなら問題なし!
【結論】雹害車は買い方次第でお得に乗れる!
雹害車は、こんな人におすすめ!
✅ 「とにかく安く車に乗りたい!」
✅ 「見た目を気にしない&長く乗るつもり」
✅ 「足代わりの車を探している」
逆に、こんな人は避けたほうがいい!
❌ 「売るときの査定額を気にする人」
❌ 「見た目の凹みが気になる人」
❌ 「修理前提で買おうと考えている人」
まとめ:雹害車は「アリ」か「ナシ」か?
✔ 買うなら「乗り潰し」前提で考えると超お得!
✔ 走行には問題なし!長く乗るならコスパ最強!
✔ 見た目や売却時の価値を気にするなら要注意!
雹害車を理解して購入すれば、お得に車に乗ることができます!
興味のある方は、中古車サイトなどで「雹害車」をチェックしてみてください!